第1回議会報告会・意見交換会開く


ikenkai.jpg 小樽市議会(見楚谷登志議長)は、5月30日(金)15:00~17:00、「第1回議会報告会・意見交換会」を、市役所別館第2委員会室で開いた。
 この報告会・意見交換会は、市議会活性化検討会議(佐野治男座長)で開催することを決めた。初回は、小樽商工会議所有志を対象に開いた。西條文雪副会頭をはじめ、中松義治専務理事や商業・工業・運輸港湾・国際委員長など11人が集まった。議会からは、自民2・共産2・公明2・民主市民2・平成1の9人が参加した。
 冒頭、見楚谷議長が、「市議会活性化検討会議は、4月の最終報告まで11回の会議を開き、21項目の検討をしてきた。この報告会・意見交換会の開催は、この検討項目から生まれた大きな柱であり、市民のみなさまと話し合うことは、市議会の長い歴史の中でも、初めての取組みだと思っている。今回は第1回目の開催ということで、小樽経済をけん引する商工会議所のみなさんと意見交換を行いたいと案内させて頂いた」 と挨拶。
 各会派は、財政や病院問題に焦点を当てて、第1回定例会の質疑内容などについて報告した。参加した商工会議所メンバーからは、「平成18・19年度の数字を見ても、再生団体の数値をクリア出来ていない。平成20年度予算でも難しいと思う。このままでは厳しいのではないか」、「お国の交付税に頼らなくても、財政再建が出来るように考えるべきではないか」 などの質問が出された。
 各議員は、「すでに職員のボーナスカットなど、人件費を削っている」(横田久俊議員・自民)、「国は血を流さないで、自治体に血を流せという」 (山口保議員・民主市民)、「法律で地方交付税は決まっている。国に税が一旦入って削られるのがおかしい」(北野義紀議員・共産)などと意見のやりとりがあった。
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