旧青山別邸創建90年を迎える小樽貴賓館(祝津3)で、「第3回牡丹まつり」が開かれている。25日(日)12:00・13:00の2回、おたる潮太鼓の迫力の打演が同館ホールに響いた。
「牡丹まつり」は、5月24日(土)から6月22日(日)9:00~19:00までで、期間中の毎週日曜日は週替わりのイベントが企画されている。
イベント第1弾は、「おたる潮太鼓保存会」(清水寛之会長)の打演。いくつかの牡丹が咲き始めた庭園内で披露する予定だったが、この日は降雨に見舞われ、貴賓館ホールで実施された。
約30人の観衆を前に、赤青黄の派手なハッピをまとった打ち手たちは、「ヨッ、ハッ」と威勢良い掛け声を上げ、力強い太鼓の音を響かせた。ドスンと重低音が体に伝わり、観衆は、「すごい迫力ね」、「外で聞けないのが残念」 と、写真撮影していた。
同館では、今後、6月1日(日)に小樽商科大学のプレクトラムアンサンブル、8日(日)に高島越後盆踊り、15日(日)に余市町立大川小学校合唱団、22日(日)に仁木町阿波踊りのイベントが用意されている。また、7日(土)には銀細工体験(先着30名)、8日(日)に家紋摺込体験が無料で行われる。
◎小樽貴賓館HP