裕次郎記念館が“石原プロ”と合併


ishigara.jpg 俳優・故石原裕次郎さんの記念館(築港)が、6月1日(日)から、親会社の芸能プロダクション「石原プロモーション」と合併することになった。
 「石原裕次郎記念館」(石原まき子館長・株式会社石原裕次郎記念館・社員22名)は、1991(平成3)年6月に、「石原プロモーション」の子会社として設立。小樽で幼少期を過ごし、俳優・歌手として人気を博したスーパースター・裕次郎のコレクションや映画セットなど約2万点を展示し、開館当時は、年間100万人以上の入館者を数えた。
 「北海道経済の落ち込みや、裕次郎ファンの高齢化などで入館者が減った」 (石原プロモーション) と、昨年の入館者は50万人と、全盛期の半分となっていた。
 しかし、「入館者は減っていたが、利益は1億円以上で、無借金で黒字経営。石原プロと記念館を合併させ、東京で持っている企画力と宣伝力を活かし、所属する役者を小樽に派遣し、小樽にさらにお客さんが来てくれるように、組織再編する。そして、来年7月に迎える裕次郎の23回忌を華やかにしたい。催しも検討中」 (仲川幸夫常務取締役) と話している。
 石原裕次郎記念館HP
 石原プロモーション