ガソリン暫定税率復活を見越した市民は、29日(火)、市内で最安値となっていたガソリンボーイ小樽(錦町16)に一斉に駆け込んだ。一時は車が道路まではみ出して並び、同スタンドスタッフは、その対応にてんやわんやとなった。
3月31日の暫定税率(25.1円)の失効を受けて、市内では、各スタンドで値下げ競争が始まっていた。税率分の値下げを試みたり、一日様子を見るところなど、業者間で困惑も広がった。
しかし、この値下げから1ヶ月、4月30日の衆院再可決で暫定税率が復活する見通しとなり、石油元売各社は高騰分を上乗せした値上げを予定している。このため、市民は、安いガソリンを手に入れようと、29日(火)にガソリンスタンドに一斉に駆け込んだ。
市内で一番安いとされるガソリンボーイでは、この日、レギュラーガソリン123.8円となっており、道路まではみ出す車の長蛇の列が出来た。同スタンドに入るために、左車線がほとんど埋まり、スタンドスタッフは対応に追われていた。
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