国の「ねんきん特別便」の相談で、小樽社会保険事務所(富岡1・石岡孝規所長)に、市民が行列を作っている。週明けの21日(月)には、相談に約2時間待ちの混雑となっていた。
「ねんきん特別便」は、3月と4月の2回に分けて年金受給者に送られた。被保険者と年金受給者に対し、年金加入記録を記載した「年金記録のお知らせ」を送付。3月のは、記録漏れの可能性がある受給者に対するもので、4月のは、記録漏れの可能性が低い人に対するもの。
市内では、4月16日(水)から各家庭に届けられた。このため、週明けの21日(月)は、緑色の封筒に入った特別便を手に持った高齢者たちが、相談窓口へ並び、一時は2時間待ちの混雑となった。
待ちくたびれていた男性(72)は、「病院行くのに都合つけて、ここへ来たのに、こんなに待たされるなんで大変。中に入っても人が多くてイスもないし具合が悪くなる。もっと違うやり方で特別便を送れば、こんなに混雑しないのではないか」 と話していた。
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