勝納跨線橋・架換え工事進む 橋脚と橋台設置 


 2007(平成19)年度から始まった道道小樽港線(臨港線)の勝納跨線橋の架換え工事が、進行中だ。すでに札幌訪問に向って右側の3車線部分の解体が終わり、橋脚と橋台の架換え工事に入っている。
 この工事は、勝納交差点から札樽自動車道出入口まで350m区間の架換え・拡幅・補強が目的。2010(平成22)年度までの4年間で、約40億円(国と道が半分負担)で行われている。
 2007(平成19)年度に、6車線のうち右側3車線の解体工事。2008(平成20)年度に、解体した部分の架換えが行われる。2009(平成21)・2010(平成22)年度の2ヵ年で、左側の3車線の解体・架換えが行われる。この工事で、これまでの6車線25mが33mに拡幅され、路肩と歩道が広くなる。
 現在、2007(平成19)年度に解体した橋脚と橋台の設置作業が進められている。工事期間中は、この工事区間は2車線に減少する車線変更が行われ、ケーズ電気(旧デンコードー)前からポスフール小樽へ抜ける市道機関庫前通線は通行止めとなっている。工事用の大型トラックが次々に行き交い、周辺には、コンクリートを削る音やクレーン車の揺れる音がガタガタと響いている。
 市道機関庫前通線には歩道が設置されており、通りがかりの市民たちは、「すごい工事だね。近くで見ると本当に大きくて驚く」 と半分に解体された青い橋脚と橋台を見上げていた。
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