9日(水)に最高気温20℃超えを記録し、すでに6月下旬並の温かさとなっている小樽市内で、ツツジやたんぽぽ、クロッカスなどの花々が開きはじめ、花咲く季節が訪れ、小樽の街を彩り始めている。
市内で陽の差し込みが多く温度が高いとされる小樽運河浅草橋街園付近では、まだ冬囲いされているツツジたちが、その縄の間から淡い紫色の花びらを覗かせている。一部縄が解かれたツツジは満開に近く、観光客の目を引いている。花が開きはじめているツツジの下で、一輪のたんぽぽも元気に日光浴している。
同所を管理する小樽土木現業所事業課では、「例年ゴールデンウィーク前後に冬囲いを外すが、今年は雪解けも早く温かいので中旬には行う予定です。しかし、まだ入札が遅れているので、決まり次第すぐ行う」 としている。小樽市では、小樽公園のツツジの冬囲いも4月下旬頃に外されるという。
運河から妙見川沿いの散策路には、紫や黄色のクロッカスが、綺麗な花を咲かせており、寿司屋通りから運河へ散策する観光客たちは、携帯電話で撮影に興じていた。
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