賑わう祝津地区 マリーナが海開き 


syukutumarine1.jpg 観光シーズンに入り、おたる水族館や小樽市鰊御殿など、祝津地区の観光施設も次々にオープンしている中で、海のシーズンの幕開けを告げる祝津マリーナ(祝津3・諸沢洋社長)も、4月6日(日)12:00から安全祈願祭を行い、オープンした。
 祝津マリーナは、1958(昭和33)年に創立。全艇陸上保管で、最大130隻保管可能。食堂とマリンショップも併設している。安全祈願祭には、約200人の船艇オーナーや関係者たちが集まり、今シーズンの海上安全を祈願。久しぶりの仲間たちとの再会で、マリンレジャーの話題を交わし、早くも青い海に胸を躍らせていた。
syukutumarine2.jpg 今年2月に就任した諸沢社長は、「今年は創業50年で、夏祭りのイベントを企画している。みなさんには、このイベントとともに、今後のクルージングやマリンレジャーを安全に楽しんでもらいたい」 と挨拶した。
 祝津マリーナ創立50周年夏祭り実行委員会は、「まずは、恵まれない子供を招いての体験クルージングを行い、レジャー施設だから、とにかく遊んで楽しんでもらおうと、一般市民も参加出来る祭りにしたい。バンドやダンスをやって手作りのイベントを企画していく」(安川雄司実行委員長) と気合十分。夏祭りは、8月2日(土)昼からの予定。
syukutumarine3.jpg また、同マリーナを含む、祝津地区の各施設が集まって同地区の活性化を目指す動きが本格化している。おたる水族館や青塚食堂、ノイシュロス、貴賓館(旧青山別邸)など同地区を代表する施設で、今年1月、小樽祝津活性化委員会(鈴木忠昭委員長・水族館社長)を立上げ、4月1日(火)に事業計画をまとめた。
 事業は、「遊ぶ・環境」「物販」「歴史」の3部会でそれぞれ検討している。予定では、6月に、祝津の海を一望できる高台の展望地のネーミングを募集したり、祝津周辺の環境整備を行うボランティアゴミ拾いを実施する。9月6日(土)の祝津花火大会前には、にしんをテーマとしたイベントを企画。祝津地区にある屋号を調査し、新しい観光資源をつくる予定だ。
 祝津地区の観光施設とともにマリーナが海開きを告げたことで、観光シーズンに入った4月の最初の週末には、祝津地区にも観光客が訪れていた。
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