小樽市が海外の3都市と結んでいる姉妹交流都市提携の2007(平成19)年度と2008(平成20)年度の事業を総括する「平成20年度第1回小樽市姉妹都市提携委員会」(山田勝麿委員長・小樽市長)が、4月11日(金)11:00から市役所市長応接室で開かれた。平成19年度事業・決算報告や平成20年度事業計画・予算報告などを協議した。
2007(平成19)年度の事業報告では、ナホトカ市との姉妹都市提携40周年を記念して、10月21日から25日まで、山田市長をはじめ9名の代表施設団が、ナホトカ市を訪問し、姉妹都市交流を実施した。
ダニーデン市は、平成19年2月中旬に、雪あかりの路の期間に合わせて、使節団が来樽する予定だったが、日程を変更し、今年7月下旬に来樽する予定となった。現在、同市から2名の英語指導助手を招請しており、市内14中学校で語学指導を行っている。オタゴ大学と小樽商科大学とで交換留学生の派遣・受入を実施中。 (平成19年度収支決算報告書)
2008(平成20)年度では、7月24日(木)に市民センターで、ナホトカ・ダニーデン2市の使節団と「姉妹都市少年少女合同合唱祭」を実施する予定。両市の使節団滞在期間中(7月下旬)、潮まつり参加や学校訪問、ホームステイ、交流会などを行うことにしている。8月上旬には、小樽市内在住の少年少女(中学生)5名の使節団をダニーデン市に派遣することにしている。 (平成20年度収支決算報告書)
また、小樽市と友好交流協定を結んでいる韓国ソウル市の江西(カンソ)区との交流では、5月15日(木)から18日(日)に、金・在炫区長が就任挨拶のため来樽。8月4日(月)から7日(木)に、同区少年野球チームが来樽し、少年野球交流を行う予定。 関連記事
山田市長は、「今年度は、3姉妹都市での合同合唱祭を行う予定。昨年は、小樽の野球少年団が江西区へ訪問したが、今年は向こうから小樽に来てくれる。その前段で、新区長さんが挨拶に来てくれる。小樽市と交流提携したいと積極的にアクションがあるので、さらなる一層の交流が深まるだろう」 と期待していた。