小樽市老壮大学(富岡1)の水彩画科を学んだ生徒が、1年間の習作を飾る「第31回どんぐり会水彩画展」が、市立小樽美術館(色内1)の市民ギャラリーで開かれている。
どんぐり会(佐藤純一会長)は、市老壮大学を卒業した人や在学中の生徒が集まるグループ。「上手下手を問わず絵を描くことに情熱と生きがいを感じている」 と、1年に1回展覧会を開いている。
今年は、80人の85作品を飾っている。「芝桜の咲く緑化公園」や「美しい公園の花」、「早春の林道」など、春らしい色鮮やかな作品が並んでいる。また、在学中に亡くなってしまった2名の生徒の遺作も飾られている。プロフィールとともに、生前に絵を描いている時の写真も添えられている。
訪れた市民は、「すごく優しい絵だね。生き生きと描いている写真も添えられているので、良い展覧会だ」 と作品を見つめていた。
佐藤会長は、「それぞれが楽しんで生き生き描いている作品が並んでいる。老人の集まりなので、これが楽しくて生きがいになっている」 と笑顔で話していた。
「第31回どんぐり会水彩画展」は、4月9日(水)から13日(日)10:00~17:00(最終日16:00)まで。入場無料