JRの車窓から眺められる海岸線をきれいにしようと、市民有志約100人が、4月13日(日)に東小樽海水浴場に集まり、ボランティア清掃を実施した。
これは、「小樽に来る観光客が一番初めに目にする車窓の景色をきれいにして、観光都市小樽のイメージアップを図りたい」 と、市民有志代表の簑谷和臣(38・利尻屋みのや常務取締役)さんが呼びかけて行った。
この時期には、海岸の浜辺に沢山の漂流物が打ち上げられている。小学生から大学生、家族連れや市役所職員など大勢の参加者たちが、自前の軍手と火バサミで、熱心に漂流物などのゴミ拾いに取り組んだ。
タイヤやジンギスカン用の金網などの大型ゴミから、空き缶、ビニール袋など小さなものまで沢山の漂流物を次々に拾い集めた。一人一人に配られたビニールのゴミ袋もすぐに満杯になり、きれいな海岸になった。
「商大生が団体で来てくれたり、市役所の職員の人も協力してくれたので大変嬉しく思っている。今回は、遊びに行くべという感じで、ゴミ拾いの活動を行ったので、また、遊びたくなったらゴミ拾いに来たいと思っている。小樽の玄関は小樽駅と言うが、小樽に来たと感じるところはJRの車窓から見たこの海岸だと思っている。こんなところにゴミが沢山落ちていたらみっともないので、観光客が多く訪れるゴールデンウィーク前にきれいにしたかった」 と話していた。