北海道・小樽にも「海の駅」が誕生した。北海道「海の駅・マリンロード」設置事業推進会議(北海道マリン事業協会・門脇奏会長)が、3月24日(月)14:00、小樽港湾合同庁舎(港町5)で第2回の会議を開き、道内マリーナ4駅に対し、「海の駅」登録証を交付した。
「海の駅」は、「道の駅」の海版で、「海から誰でも気軽に、安心して立ち寄り、利用できる港(場)」として、マリンレジャーの振興・地域経済のための新たな拠点を目指している。現在、全国では、105の駅の登録がある。
これまで道内には設置されていなかったため、同事務局が、1月28日に第1回会議を開催。道内関係機関に参画を呼びかけ、登録申請の手続きを進めてきた。道内4マリーナから登録申請があり、24日(月)に登録証の交付を行った。登録が認められた駅は、小樽港マリーナ、室蘭港エンルムマリーナ、一映マリーナ(函館)、勇払マリーナ(苫小牧)の4施設。
この日の会議の冒頭、門脇会長は、「北海道としての課題を一つ一つ解決し、初年度、2年度、3年度と取組みを進めていきたい」 と挨拶し、初年度となる平成20年度は、道内4つの「海の駅」 のPRを重点に行うことを明らかにした。
平成20年度「海の駅」事業計画は、運輸局ホームページによる広報、マリン事業協会・登録マリーナ・ 海事関係団体のホームページでのPR、「海の駅」共通ロゴマークを標示することにしている。
また、PRのためのイベントとして、「マリンフェスタin小樽」やレンタルボートなどの展示会を予定している。「マリンフェスタin小樽」では、広報ブースを設けて、広報パンフレットや登録マリーナの案内、パネル展を実施することにしている。4つの「海の駅」の連携事業では、体験乗船やマリーナ施設見学、物産展を行うという。
小樽港マリーナでは、レンタルボート無料体験試乗会(4~6月)、ヨット・クルージング(5~10月)、親子釣り体験(5月17日)など様々なイベントを計画している。(資料)
◎北海道に待望の「海の駅」4駅誕生!!