新たな旅立ち、市内高等学校で卒業式


 3月1日(土)、小樽市内の公立高5校・私立高3校で、一斉に卒業式が行われた。
graduate1.jpg 今年度創立100周年を迎えた双葉高等学校(住ノ江1・吉村威人校長)では、10:00から同校体育館で、全日制課程の143名(男56・女87)と通信課程の45名(男18・女27)が卒業した。
 担当教師や父母らが見守る中、吉村校長から、全日制課程の特別進学コース、進学コース、通信課程のそれぞれの代表生徒に卒業証書が手渡された。皆勤賞や精勤賞、特別賞の授与式も行われた。
graduate2.jpg 吉村校長は、「就職する人も進学する人も、社会という荒波の中で生きていき、一度は岐路に立つときがある。その時は、自分がこの世に何をするために生まれたのかを考えて欲しい。今日、卒業という船出をするみなさんには、新たな夢や希望が必要。双葉でつちかった基礎に、物の見方や考え方、人生観を積み上げて、志と夢を実現する努力をして下さい」 と、巣立つ生徒たちに祝辞を送った。
 卒業生代表の木村桃子さんは、「3年という月日はあっという間に過ぎ、心身ともに鍛えられました。創立100周年という記念すべき年に在籍出来たことを嬉しく思っています。この3年間を通して、双葉で学んだことは、今後の人生に活かされると思います。全日制143名、通信45名は、今日、双葉高を旅立ちます」 と元気良く感謝の言葉を述べた。
 最後に卒業生らは、式歌や校歌を体育館いっぱいに響かせ、新たな人生のスタートを切った。