小樽商科大学(緑3)の1・2年生が中心となり、YOSAKOIチーム「翔楽舞(しょうがくぶ・商学部)」を結成した。市内都通りのイベントや札幌のYOSAKOIソーラン祭りに出場し、商大をPRするとともに「小樽を盛り上げたい」 と日々練習に励んでいる。
「翔楽舞」は、加藤あかね代表(2年)が、YOSAKOIソーラン祭りを見て「全身に鳥肌が立つほど」感動したことが切っ掛けで、昨年7月に結成した。ダンサーでYOSAKOI経験者の1年・沖崎桂宗副代表と協力し仲間を集め、今では、踊り子27人と運営スタッフで活動している。商大開校当時から伝わる「北に一星あり。小なれどその輝光強し」の言葉通り、規模は小さくても存在感のあるチームを目指している。
今年の目標は、YOSAKOIソーラン祭りに参加するため踊り子40人を集めること。それまで、6月から9月まで市内都通り商店街で開催される「星の市」に参加し、PRとともにレベルアップを目指す。最終目標は踊り子100人で、商大生以外の小樽の学生や社会人にも参加を呼びかけている。
踊りのテーマは、祭りまで“秘密”としているが、現在、オリジナルの踊り・曲を作るために、基本となる「南中ソーラン」で練習を重ねている。動きが速くて振り付けを覚えてもリズムに合わせて踊るのが難しく、日々汗を流している。
今後、音響装置を積む車両「地方車」や衣装などを用意するため、商大OBや市内企業に協賛を求めることにしている。
「チームを結成するにあたって小樽の色々な人たちに支えられた。なんとかこのチームでYOSAKOI祭りのファイナルステージに出場して、全道・全国に商大をPRして小樽を盛り上げたい。学校祭や潮まつりでも演舞したい」 と張り切っている。