小樽港に珍客参上、ロシアの巨大ブイ(浮標) 


 22日(金)午前、小樽港に見慣れぬ巨大な珍客が、ロシアのタグボートに引かれて入ってきた。
 ロシアのタグボートに引かれ、小樽のタグボートとの間に挟まれてやってきた珍客は、室蘭港に運ばれる巨大ブイ(浮標)。その形から巨大な材木を引いているように見え、一風変わった入港風景を見せていた。
 船とも見えるような黄色の巨大ブイ(浮標)は、ロシアのタグボート「スビツァーサハリン」(630トン)に引かれ、稚内から室蘭に向う途中、これからの荒天を避け、小樽港に避難入港した。
 この係留用ブイは、タグボートと同じくらいの約400トンで、真黄色に染められている。港にいた市民たちは、「なんだこれは、大きいな」、「船と同じくらいじゃないか」 と接岸する様子を眺めていた。
 タグボートに引かれた巨大ブイは、11:00頃、第2号ふ頭に着岸した。船舶代理店業務などを行う北日本倉庫港運株式会社によると、「天候次第で、いつ出港出来るかは分からない」 と話している。