大荒れの小樽市内、「暴風雪,波浪警報」


 発達中の低気圧の影響で、13日(水)の小樽市内は猛吹雪となり、大荒れの天候となった。
 札幌管区気象台は、19:42に「暴風雪,波浪警報」、「大雪,なだれ注意報」を発表し、「これから14日昼前にかけ、西または北西の風が、最大風速海上23メートル、陸上18メートル、波6メートル。猛ふぶきによる交通障害、突風や高波に警戒して下さい」と呼びかけている。
0213.jpg 市内では、13日(水)17:00現在、昨日の積雪63㎝から80㎝までと、一気に17㎝も増え、市民は、家の周りの雪投げや屋根の雪下ろしに追われた。開催中の「第10回小樽雪あかりの路」では、会場のスノーオブジェに雪が高く積もったため、市民ボランティアたちが懸命に除雪作業を行っていた。
 気温は、最高で-5.8℃までしか上がらず、一日中寒い日となった。路面はアイスバーンとなり、車は、ノロノロ運転を強いられ、歩行者は、転ばないように足を小刻みにして歩いていた。
 同気象台の「暴風雪と高波に関する北海道地方気象情報 第2号」(16:06)では、「13日夜のはじめ頃から14日夕方にかけて、雪を伴って風が非常に強く、海は大しけとなるでしょう。また、日本海側とオホーツク海側では、これから14日夕方まで局地的に大雪となる見込みです」としている。
 この荒天の影響で、新日本海フェリーの小樽・舞鶴間では遅れが出ている。