小樽市が、「明治から昭和初期の歴史的建造物が残るノスタルジックな運河のまち」として、国土交通省の地域いきいき観光まちづくり2008の「外国人で賑わうまち」に選ばれた。
昨年6月に、日本人1人当たりの国内観光旅行宿泊数を1日延ばすこと、訪日外国人旅行者数を1,000万人にすることをテーマに、「観光立国推進基本計画」が閣議決定した。
これを受け、「今後の全国の観光地における魅力あふれる観光まちづくりの推進の一助となれば」と、地域いきいき観光まちづくり2008「滞在力のあるまち」、「外国人で賑わうまち」の事例集が、このほど国土交通省総合政策局で作成された。
この事例集の「外国人で賑わうまち」の掲載36地域の中に、小樽が選ばれている。韓国など海外ボランティアが多く参加するイベント「小樽雪あかりの路」をメインに掲載し、「小樽雪あかりの路は、毎年、韓国をはじめ、海外から多くのボランティアが参加する人気イベント。小樽運河では、約400個の浮き玉が幻想的な雰囲気を創出している。また、ガラス細工やオルゴール展示・制作体験などのまちめぐりにも人気を博している。外国人宿泊者延数は、平成18年43,110人で平成13年の約3倍に!」と紹介されている。
◎外国人で賑わうまち
◎地域いきいき観光まちづくり