裸足の寒中稽古!空手の勧仁塾道場 

snowrun.jpg 「ファイト!ファイト」。チビッコ空手マンたちが、白い雪に覆われた厳冬期1月の市内商店街を、裸足で走り抜けた。



 この寒中稽古の雪中ランニングは、空手道場北海道勧仁塾道場(山村弘一首席師範)の新春恒例行事。1月27日(日)14:00に、白い空手着の塾生120人が花園十字街の無尽ビルをスタート。花園公園通り、花銀通り、サンモール一番街の商店街の往復約2.5kmを駆け抜けた。
 14:00のスタート時点の気温は-2.6℃で、肌を刺すような寒さが広がっていた。大雪で真っ白な雪に覆われたランニングコースで、塾生たちは、「ファイト!ファイト」と大きな掛け声を上げて、凍てつく寒さにも負けず、最後まで懸命に走った。
snowrun.jpg 折り返し地点のサンモール一番街のアーケードで、チビッコ空手マン全員で基本形を披露。真っ赤な足をじっと地面につけて、1、2、1、2と声を振り絞り、両手を交互に突き出した。
 黒や緑、青の帯で白い空手着を締めた塾生たちが走る脇には、カメラを持った父母が「頑張れ」、「負けるな」と声援を送っていた。途中で泣き出してしまう子も見られたが、120人全員が裸足で寒中を完走した。
 今年初めて雪中ランニングに参加した朝里小1年の浅田藍人くんは、「今年初めてで冷たくて大変だったけど、辛くはなかった」。札幌の田中駿斗くん(12)は、「足が冷たすぎて感覚がない。でも、走り続けたのでもう大丈夫」と満足気だった。