児童の力作並ぶ、版画コンクール入選作品展示会


DSC003042.jpg 小樽・余市・蘭島地区40小学校の児童の版画作品が、1月25日(金)から、JR小樽駅前にある長崎屋小樽店(稲穂1)1Fホールに展示されている。応募作品の中から選ばれた優秀作品153点が飾られており、買い物客の足を止めている。
 この版画展は、日本専門店会連盟・協同組合日専連小樽・日専連小樽青年会主催の「第16回おたる児童版画コンクール入選作品展示会」。小樽・後志の40校から応募された6,222点の中から選ばれた入選作品を展示する。
 今年は、少子化の影響などから、昨年よりも約400点も出品作が減っているが、主催者は、「レベルの高い作品を集めることができました」としている。日専連小樽理事長賞や審査員特別賞、小樽市長賞などの特別賞8点、金賞7点、銀賞6点、銅賞12点と入選120.点の力作が並んでいる。
DSC003072.jpg 「空気を入れなきゃ」、「いただきまーす」、「わかんないや」など、子供らしいユニークな作品タイトルも。低学年の作品は、画用紙いっぱいに大胆に刷り込んだ紙版画、高学年は、彫刻刀で丁寧に細かい作業が施された木版画を展示。
 会場に足を運んだ松ヶ枝町の主婦は、「買物ついでにたまたま通りかかって、子供の友達の作品が並んでいるか見ていました。低学年の子供の作品は元気があって良く、高学年になるとしっかりした作品になって、みんな上手でびっくりしている」と感心していた。