「冬道では、車間距離、スピードダウン、早期ブレーキに気をつけて」。
全国優良教習所に選定されている小樽自動車学校(新光2)は、1月13日(日)9:00~12:00、無料の冬道安全運転講習会を開いた。
この講習会は、冬道運転中のトラブルに遭遇しても、落ち着いて対処出来るようにと、30年以上も続けられている。初心者ドライバーを中心としているが、一般ドライバーの参加も多い。
今年の講習会には、約40名の市民が参加した。わだち走行・急ブレーキ・スラローム・坂道発進・ABSのオンオフ体験など、万が一に備えた実践的な体験を行った。
参加者たちは、2、3人で教習車に乗り込み、同校のコース内を運転。この日は、時折、吹雪くこともあり、より実践的な冬道運転を体験することが出来た。わだち走行では、車のハンドルがとられたり、エンストしてしまう生徒や、窓から顔をのぞかせて、わだちの深さを確認する講習者も見られた。
昨年12月に免許を取得し、初めて冬道を運転した桜町の木川田さゆりさん(30)は、「免許をとってからまだ2ヶ月しか経っていないので、怖くて中々運転出来なかった。今日、体験したり習ったことに気をつけて、運転していきたい」と話していた。
同校では、「冬道を決して侮らず、車間距離やスピードダウンに気をつけてもらいたい。交通事故が多い北海道では、昨年ワーストワンを回避できたが、もっと少なく出来ると思う」と、冬道の慎重運転を呼びかけていた。
◎小樽自動車学校HP