1月17日(木)は、今冬最低-11.3℃・最大積雪61cmを記録した。
厳冬のしばれる小樽で、市民たちは早朝から雪投げに追われた。市内勝納にある市民雪捨て場には、雪を積んだトラックが次々に出入りしていた。
小樽市内では、16日(水)午後から猛吹雪となり、積雪は一気に増え、最大で53cmとなった。17日(木)に入り、気温も最低-11.3℃まで下がり、さらに積雪が増え、9:00現在で61cmを記録した。昨年同日は37cm、平均64cmで、2日間でほぼ平年並の積雪となった。
このため、市民は、早朝から雪投げに追われた。家族総出で、スコップやダンプで家の周りの雪を捨てていた。石山町の主婦は、「やっぱり降った。帳尻が合うもんだ。朝から大変だ」と、ため息をついていた。勝納の市民雪捨て場では、大小さまざまのトラックが、次々に雪を運び込み、海の中へ一気に投げ捨てていた。久々の大雪で、北国小樽らしい光景が広がっていた。
札幌管区気象台では、「後志地方の雪の多い傾斜地では、18日にかけてなだれに注意して下さい。北海道付近の冬型の気圧配置は緩んで、日本海側には気圧の谷が停滞しています」と発表している。
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