手宮の理美容室にAED設置!救急ステーション認定目指す


aed.JPG 高齢者の多い市内手宮地区の理美容室に、AED(自動体外式除細動器)が設置され、救急ステーションの認定を目指している。
 AEDを設置したのは、「小樽いか電まつり」の実行委員長を務める、「ヤマシタ」(錦町7)の山下秀治社長(54)。6年前に、祭りを支えてきた仲間が心疾患で突然亡くなったことで、祭りの際や美容室で募金を集めて、このほど購入することが出来た。
 現在、AEDを使用出来るのは山下社長だけだが、「1月中にはスタッフなど手宮地区の商店主などで講習を受けて、年寄りの多いこの地域のために、AEDを使える人を増やしたい」と、高齢者の多い手宮地区の救急ステーションの認定を目指している。
aed1.JPG オレンジ色のケースに入ったAEDは、同理美容室の玄関入口の受付カウンターに取り付けられており、緊急時にすぐに対応出来るように設置されている。理美容室に設置されるのは、市内では珍しいという。
 救急ステーションの認定は、市消防本部が今年度から実施している事業で、AEDを設置して応急手当が出来る事業所に対して、、「応急手当協力施設の証」と「ステッカー」を交付するもの。
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