2007年最後の3連休中の23日(日)、冬晴れの絶好のスキー日和となった小樽天狗山スキー場に、大勢の家族連れが繰り出し、冬の小樽らしい賑わいを見せていた。
23日(日)の北海道付近は高気圧に覆われ、小樽市内は晴れ渡り、最低気温-1.4℃、最高気温2.1℃の穏やかな一日となった。小樽天狗山スキー場からは、市街や石狩湾が眼下に広がった。
同スキー場は、一週間前の16日(日)に山頂のファミリーコースだけオープンした。その後、順調に降雪が続き、中級者用のロングラインコースや旧コース、バンビコースなども滑走可能となった。
この3連休から、早速、スキー学校の授業も始まり、カラフルなスキーウェアや帽子とゼッケンをつけた子供たちが、ストックなしで先生の後ろについて一生懸命に滑り降りていた。途中で転んでしまう子供もすぐに起き上がり、また滑り出した。
授業中の子供たちや親子連れのスキー客は、山麓から山頂まで上がるペアリフトに次々に乗り、何度も滑り降りて練習に励んでいた。ちょうどクリスマスとも重なり、スピーカーからは、ジングルベルや赤鼻のトナカイなどのクリスマスソングがゲレンデに流れていた。クリスマスソングに合わせて、元気良く滑る子供たちの歓声が上がっていた。
台湾や中国、韓国などの観光客も多く、初めて見る雪の小樽の景色や小樽のスキーヤーに驚きながら、記念撮影に夢中だった。