「羊毛からクリスマスリースを作る」!総合博物館


yomoxmas.jpg 小樽市総合博物館(手宮1)のものづくり講座「羊毛からクリスマスリースを作る」が、12月9日(日)13:00~16:00、同館研修室で行われた。
 この講座は、“ものづくり”を体験しながら、それにまつわる歴史や科学的なメカニズムについて学ぶ。
 今回は、主婦や家族など14名が参加し、羊毛(原糸)を加工してクリスマスリースを作った。北海道酪農の父と言われた「エドウィン・ダン」や姉妹都市ダニーデンなど、羊毛と北海道の歴史についても学んだ。
 羊毛からクリスマスリースを作るには、赤や緑などの色羊毛、中詰め羊毛、スポンジ、リングなどが必要。
yomoxmas1.jpg まずは、まとまった中詰め羊毛を、幅7cm位で縦に裂き、さらにパイ生地のように薄くする。リースの表面をふわっとさせるために、リングの上にその羊毛を乗せて巻きつけ、その上に緑と赤の色羊毛も巻く。
 参加者たちは、慣れない作業に手間取いながらも、ニードルと呼ばれる道具を使って、ふわふわのリースの土台を作り上げていった。中詰め羊毛をちぎってサンタクロースやツリー、葉、リボンなども次々に作り上げ、可愛らしいフワフワの羊毛クリスマスリースを完成させた。
 参加した主婦は、「近くに、この羊毛を売ってるところがあると聞いたので、帰りに買って、家でも作りたい」と話していた。小学生の男の子も参加し、お母さんやお父さんの力を借りて、一生懸命に作っていた。
 羊毛からクリスマスリースを作る