12月23日(日)14:30から、女性だけの音楽団体「P.G.P」の創立25周年記念演奏会「子供のためのクリスマスコンサート」が、小樽市民センター・マリンホール(色内2)で行われた。
「子供のためのクリスマスコンサート」は、今年最後の演奏会。ステージには、白いクリスマスツリーが飾られ、グランドピアノの回りには、白と青の風船が取り囲んでいた。演奏は、クラシックだけでなく、ミッション・イン・ポッシブルやルパン三世のテーマ、千の風になってなどのポピュラーミュージックまでにも及んだ。
会場では、約300名の聴衆と一緒に「赤鼻のトナカイ」を合唱したり、ピアノ演奏とともにバレリーナの踊りも登場し、大きな拍手が送られていた。
「P.G.P」(ピアノグループポーロニア・薄井豊美代表)は、女性25人で構成し、ピアノとエレクトーン演奏を基本に、年1回の定期演奏会や勉強会を開いている。保育園・幼稚園・学校・老人ホームなど、演奏会場に足を運べない人たちのところへ出向く出張ボランティアコンサートにも取り組んでいる。今年で創立25年を迎え、8月に「室内楽と協奏曲の夕べ」や「池原陽子&小崎ゆかりジョイントリサイタル」などの演奏会も開催した。
「クラシック音楽は決して堅苦しいばかりではありません。もっともっと楽しいものとして、クラシック音楽を身近に感じてもらいたい。創立25年を終点とせず、これからも亀の如くゆっくり、じっくり、音楽の真髄を求めて努力したい」(薄井代表)としている。
◎P.G.P(ピアノグループポーロニア)