小樽市議会第4回定例会(12月市議会)は、13日(木)、市役所別館第2委員会室で予算特別委員会を開いた。
13:00開会予定だった予算特別委は、共産党の北野義紀議員が、市が11月12日に明らかにした新病院建設に対する今後の方針と、今定例会の本会議での総務部・吉川勝久参事の答弁が不一致だとして、市側に訂正謝罪を求めたことで、開会が2時間45分も遅れ、15:45からの開会となった。
北野議員によると、11月の資料では、「基本設計については、平成19年度の委託業務を一時中断」となっていたが、本会議での吉川参事の答弁は「業務は一時中断し、なおかつ、委託契約は解除する」だった。このため、「基本設計の委託業務は、一時中断ではなく解除だ。資料と答弁が違うことでは、今後の議論でも誤解を招く」とし、謝罪を求めた。 新病院建設に対する今後の方針はこちら
このため、15:45から開会した予算特別委員会の冒頭で、吉川参事が、「今後、適切に対応する」と陳謝した。
13日(木)の予算特別委員会は総括で、新谷とし委員(共産党)の石油高騰問題に対し、山田勝麿市長は、「全道の調査で各市の動きが明らかになるので、灯油の問題で心配している人が多くいるので、早く支援措置を決めたい。年内には無理だが、1月中旬までにはなんとかしたい」と答弁。林下孤芳委員(民主市民連合)は、「国は独立行政法人の埋蔵金が見つかって、国債返済に充てるとしている。市長の意見を」と質し、市長は、「小樽市には赤い埋蔵金しかない。赤がプラスになっていく。しかし、その中で、原油高騰の支援に対してギリギリの判断をしたい」と答弁した。
予算特別委員会は、14日(金)・17日(月)も引き続いて開会する。