初冬の小樽の魅力を演出した「小樽ロングクリスマス2007」が、12月25日(火)のクリスマスに閉幕した。多くの観光客や市民が、市内各ホテルや観光施設に訪れ、第３回目の初冬のイベントは好評のうちに終わった。
「小樽ロングクリスマス」は、11月11日から12月25日までの45日間、市内各所で行われた。市内宿泊施設や飲食店、観光施設などが連携し、クリスマスにこだわった商品を提供して、小樽の新たな魅力と賑わいを目指した。
今年は、スタンプラリーが好評で、一昨年と比べると、参加した人の数が急増した結果となった。小樽に宿泊したカップルなどがメッセージを添えたミニツリーを飾り、約４mの大きなメッセージツリーが完成した。現在、参加者数などを集計している最中だが、宿泊客も順調に伸びており、関係者は「昨年以上の効果があったのでは」と期待する。
最終日となった25日(火)17：00からは、関係者など約20名がメイン会場の運河プラザに集まり、フィナーレのセレモニーが行われた。主催の小樽観光協会・観光プロモーション委員会の土合英臣委員長は、「メッセージツリーが多くの人の参加で完成し、ロマンティックな小樽を感じてもらえたと思う。来年は、さらにイベントを盛り上げたい」と挨拶した。
セレモニーでは、札幌の吉田敏秀さん(27)と新田礼奈さん(27)のカップルが、願いを込めたミニツリーを飾った。「小樽には何回も遊びに来ている。付き合って６年半、そろそろ結婚も考えている。結婚式を小樽で挙げるのも良いですね」と、幸せそうに話していた。
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