市民生活に欠かせない家庭用灯油とガソリンの価格が、国際的な原油高騰の波を受け、小樽市内でも急騰している。
小樽市市民部生活安全課は、12月7日(金)に、12月分の燃料(灯油・ガソリン)小売価格調査結果を発表した。この調査は、5日(水)に行われた。灯油36店、ガソリン15店を調査して平均価格を算出している。
家庭用灯油の現金買い1リットル当たり(ホームタンクなどの多量買い)の最高価格103.95円、最低92.40円で、平均価格は98.53円となった。これは、対前月比15.0%、対前年比30.0%の急騰となっている。
ガソリン・レギュラー現金買い1リットル当たり(セルフ除く)の最高価格158.00円、最低155.00円で、平均価格は155.36円だった。これは、対前月比4.8%、対前年比17.3%の値上がりだった。ガソリン価格は、その後も値上がりを続け、既に160円を超えており、高騰が止まらない。
雪国小樽では、暖房用の灯油や自動車のガソリンが冬期の必需品だけに、燃料価格の高騰は、そのまま家庭の台所を直撃している。
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