音楽ライブ、絵画・写真展でエイズ啓発!小樽市保健所 


hiv2.jpg 小樽市保健所(富岡1・外岡立人所長)のエイズ啓発イベント「見つめよう!世界と日本のエイズ」が、11月24日(土)13:00~16:00、小樽運河プラザ(色内2)で開催された。
 これは、WHO(世界保険機関)が定めるエイズ啓発の日「12月1日の世界エイズデー」に併せたイベント。小樽商科大学のジャズ研究会や西澤トリオ、石谷嘉章による音楽ライブとともに、エイズ啓発紙芝居用絵画集と写真展で、世界と日本での現状を周知した。
 紙芝居用絵画集は、タンザニアの村人達とNPOが協力して、現地で入手可能なペンキや絵の具、バナナの皮を活用して仕上げた作品「The Endless Goodbye」。hiv1.jpg父母、妹、義母などと、次々に 失っていく子供の実話がもとになっており、参加者たちは、33枚の絵画を見ながら、声を出して読み上げていた。
 「大切な人を失うのは本当に悲しい。周りの環境が大事だということが分かった。HIVについてはテレビなどで知る機会はあるが、この紙芝居で、その大変さが実感できた」(江別市・日向宥貴さん・中1)と、関心を強めていた。
 会場には、市立小樽病院高等看護学院の学生の「まず知ることからはじめましょう」や「エイズ予防についての正しい知識を身につけましょう」などのメッセージも展示されていた。
 紙芝居用絵画集は、11月26日(月)から30日(金)まで、市役所市民ロビーでも展示される。
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