ブルルッ、お~寒い!小樽には、今季初のマイナス気温の一日となる真冬日の寒さがやって来た。
11月19日(月)の小樽市内は、冬型の気圧配置の影響で真冬並の寒気が入り、1月並みの寒気が漂い、今季初の一日中マイナス気温を記録する真冬日となった。
19日(月の最低気温は-7.0℃で最高気温は-2.5℃で、正午でも-3.7℃と、日中も気温が上がらなかった。市民は、時折、吹き付ける雪を避けながら、足早に歩を進めていた。
本格的な冬将軍の到来で、一面銀世界となった市内の道路は、降った雪が凍り、アイスバーン状態で、車は滑らないように慎重運転を強いられた。
真っ白な冬景色に変わった観光名所の小樽運河では、厚手のジャンパーなどを着た外国人観光客の団体が、記念撮影や運河散策に興じていた。マイナス気温を示していた浅草橋街園の温度計の前で、寒そうに肩を丸めてピースサインする人も多く見られた。同所で雪かきをしていた観光関係者は、「いよいよ冬ですね。観光客が朝から運河で記念撮影出来るように、毎朝雪かきをしなくては」 と、本格的な冬の訪れを実感していた。
札幌管区気象台では、後志北部に「風雪,波浪注意報」を出し、「後志北部では、引き続き19日夜のはじめ頃まで、西の風が雪を伴い最大風速海上18メートル、陸上13メートル、波の高さ5メートル。ふぶきによる交通障害や突風、高波に注意して下さい」と呼びかけている。
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