11月9日(金)17:00から、小樽の冬のシンボル「ビッグツリー」が、ウィングベイ小樽で点灯した。約4万個のイルミネーションが煌々と輝き、市内築港地区を鮮やかに彩り始めた。
「ビッグツリー」は、毎年、ウィングベイ小樽5番街1Fネイチャープラザの庭に設置され、今年で8年目。樹齢70年の日高産クロエゾマツは、高さ約20mの道内最大級のクリスマスツリーで、同施設の4Fの高さに及ぶ。約4万個の各色の電球が飾られ、小樽の冬のシンボルとなっている。
同施設を運営するOBC(小樽ベイシティ開発)は、ビッグツリーの設置費用などの問題から、今年は設置を見送ることにしていた。このことを知った市民や各旅行関係者から「今年も設置してほしい」との要望が多く寄せられ、年末年始のシンボルとして再び設置されることになった。
「ビッグツリー点灯式」が、9日(金)16:15から、ネイチャーチャンバー広場で行われた。家族連れや若いカップルなど大勢の市民が会場に訪れ、点灯の瞬間を今か今かと待っていた。
市内の藤幼稚園やオリーブ幼稚園の園児たちが、ステージの上で、「We wish your merry X’mas」などのクリスマスソングを可愛らしい歌声で披露。劇団「シアターアイム」のミュージカルが会場を盛り上げ、参加者全員でカウントダウンを行った。「スイッチオン」の掛け声とともに、夕闇の中から、光輝くビッグツリーが登場した。会場から「おお、すごい」、「きれい」などの歓声と拍手が広がった。
参加者たちは、早速、点灯したツリーの下に向かい、携帯電話やデジカメで記念撮影に興じていた。ビッグツリーは、2月中旬の16:00~22:00まで点灯する予定。
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