土砂崩れによる道路崩壊で片側交互通行となっていた、小樽と定山渓を結ぶ道道小樽定山渓線の復旧工事が終わり、11月9日(金)13:00から、2車線で全面開放されることになった。
道道小樽定山渓線の道路崩壊は、今年5月2日、朝里川温泉1丁目546-1地先の魚留の滝から約800m定山渓側の天殻橋付近の土砂崩れによって発生した。このため、北海道小樽土木現業所が、崩壊した道路の山側に仮道を設置し、6月29日から、一車線の片側交互通行の応急措置をとっていた。
この間に、小樽土現では、崩れた谷側に、コンクリート(鉄製H鋼)の擁壁を建て、道路用の軽材質(発砲スチロール)を埋め込んで地盤を固め、これまでと同様の2車線道路約36mを完成させた。現在、舗装工事を行っている。
これにより、9日(金)13:00から、道道小樽定山渓線の全面開放が可能となった。5日(月)に、小樽土現では、「大変長い間迷惑をお掛けしておりましたが、復旧作業が順調に進み、11月9日(金)13時をもって2車線の全面開放予定となります」と、発表した。
なお、夜間19:00から翌朝7:00までは、引き続き「冬期の全面通行止め」を行うことにしている。(写真提供:北海道小樽土木現業所)
◎関連記事