木版画作品45点を展示!ペンギンクラブ


pengin.jpg 市立小樽美術館(色内1)3階市民ギャラリーで、第11回ペンギンクラブ木版画作品展が、11月21日(水)から始まった。
 ペンギンクラブは、生涯学習プラザ「レピオ」の版画教室に通っていた生徒たちが集まり、1996(平成8)年に発足し、年1回作品展を開いている。
 同クラブでは、彫ったところに墨を入れて刷る版画と、逆の作業を行う“陽画”の技法を学ぶ。薄い色から順に刷っていき、実際に刷り終えないと、どんな作品が出来上がるか分からないため、会員たちは、それが版画の面白さだという。
 第11回の作品展には、生徒17名と北村猛講師などの作品約45点が展示されている。入船町かいわい(末広稲荷)、手宮のそば処「十間坂」、運河、勝納大橋など、小樽の風景作品が多く並べられている。自分で釣った魚の版画を飾る人もいる。
 「みんな私を追い越して上達している。毎年の作品展で、会員さんの上達度が目に見えて嬉しい。皆さん、本当に良く学んでいる」(北村講師)と感心していた。木版画作品展は、11月25日(日)10:00~17:00(最終日15:00)まで。
 また、同クラブでは、「明春の年賀状に心温まる木版画を友人、知人におくって見ませんか」と、同好者を募集している。問合せ:0134-54-2478(北村) 0134-22-6551(番)