小樽市役所(山田勝麿市長)は、平成20年度に組織・機構の見直しを行うと、22日(木)に明らかにした。
組織の見直しでは、現在ある4部を2部に統合するほか、新たに1部を新設することになった。経済部と港湾部を統合し「産業港湾部」に、市民部と環境部を統合して「生活環境部」にし、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療制度等を所管する「医療保険部」を新設する。
また、その他、室・課・係の統合及び再編を行うとともに、グループ制の導入を図ることにしている。これにより、1部・1室を削減し、管理職13名の削減を図る。
この組織・機構の見直しは、「厳しい財政状況の中、現在の業務量に見合ったスリムで効率的な行政運営を目指すとともに、財政再建を念頭に置きながらも、社会経済情勢の変化に伴う様々な課題に対応し、安定した市民サービスを継続的に提供していくため、市の組織・機構を改正する」としている。
このための条例改正案を、12月第4回定例会に提出する。