小樽築港駅からウィングベイまでの直結通路『小樽市マリンロード』が、10月29日(月)から11月11日(日)まで、写真展会場となって登場した。
これは、駅をテーマにした写真回廊｢station.｣で、JR小樽駅や朝里駅、札幌駅などの写真約180枚が、通路の両窓側に飾られ、買い物客などの目を楽しませている。同展は、北大生や商大生など５人で作る同実行委員会(井口剛一代表)の主催。札幌などでグループ展を開催している写真愛好家たちに呼びかけ、小樽市マリンロードでの初の市民写真展となっている。
｢駅といういつもの日常を、写真を通して新たな気持ちで感じてもらいたい｣と、カラー･モノクロ、フィルム･デジタルなど、写真家34人の幅広いジャンルの作品を展示している。折り紙の鶴をモチーフに朝里町内や駅を写したもの、小樽駅から花園界隈までの散歩コース、札幌駅の改札口の賑わいなどの写真が並ぶ。和紙に写真を貼り付けて展示する人もおり、様々な工夫が施され、通行人たちの目を留めている。
｢広々とした空間に写真が展示され圧巻。色々な写真のサイズがあるので、ゆっくり時間をかけて見てもらいたい｣(実行委員会)と呼びかけている。
写真回廊｢station.｣は、10月29日(月)から11月11日(日)までの9:00〜21:00。
