小樽産イトウの飼育にワクワク!潮見台小5年生

ito-1.jpg 小樽産のイトウの“里親”となった潮見台小5年生のもとに、10月29日(月)、約10cmにまで成長したイトウの稚魚20尾が到着。早速、生徒たちは、イトウの重さを量ったり、フン取りや給餌の練習を熱心に行った。


 平野井養魚場(桜5)で今年4月に生まれたイトウの稚魚20尾は、同小1階ホールに設置された水槽に入れられた。里親の同小5年生「荒木学級」の生徒たちは、「元気なイトウ」、「まだ生まれて6ヶ月なのに大きい」と、水槽の前に釘付けになっていた。
 養魚場の平野井篤さん(70)から、イトウの重さの図り方やフンの取り方、給餌の方法などを教えられ、生徒たちは早速実践練習を行った。初めてイトウに触れた小野春菜・石畑恵梨菜・長内麗華ちゃんは、「イトウがヌルヌルしていた」、「以外と大きくて驚いた」、「可愛がってあげたい」ito5.jpg
 渋谷未咲ちゃんは、「イトウはヌルヌルしていてつかみづらかったけど、生きている感じがした」、菅野弘己くんは、「先生の話を聞いて感動した。真剣に飼育したい」と、生きたイトウを実感していた。
ito6.jpg 同小では、冬休みまでの約2ヶ月間飼育し、冬休み期間中は、平野井さんが生徒の替わりに飼育する。冬休み明けの3学期に、また学校で飼育することになっている。「来年の6月まで、10尾でも3尾でもちゃんと生きていれば、大自然の源に帰すためにみんなで石狩川支流に放流したい」(平野井さん)と期待を寄せていた。
 5年生の担任の荒木敬子教諭は、「最初は、飼うか飼わないか悩んだ。しかし、平野井先生の話を聞いて、感動したという生徒もいて、里親になることを決めて本当に良かった。日誌をつけて、みんなで協力して飼育していきたい」と、生きた授業に大きな関心を寄せていた。
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