紅葉シーズンの小樽ーニセコを駆け抜ける「SLニセコ号」が、9月22日(土)から11月4日(日)までの土日祝日の16日間で運行される。
「SLニセコ号」は、札幌ー小樽ー蘭越を走る。期間中の土日祝日のみの16日間限定列車。黒煙を吹き上げながら、懐かしいSLの汽笛とともに、秋色深まる後志沿線を走り抜ける。
「SLニセコ号」C11-207号機は、1941(昭和16)年生まれ。今秋も「SLニセコ号」として活躍する。カニ目のヘッドライトが特徴的で、“SLニセコ号”と書いたヘッドマークをつけて疾駆する。蒸気機関車特有の力強さと、その形から、鉄道マニアからも大人気となっており、沿線には、カメラ片手のマニアが殺到する。
車内は、ランプの明かりに包まれ、ニス塗りの重厚な壁、木枠のイスなど昭和初期のデザインを再現している。今年は、この車内で、SLニセコ号のラベルを貼ったワイン(白・ロゼ)180ml各330円が楽しめる。
毎週土曜日はパフォーマンスデーとして、パントマイムや似顔絵プレゼント、マジックショーなどの趣向もある。乗客全員に、SLニセコ号の乗車証明書もプレゼントされる。
札幌・小樽・後志間を駆け抜けるSLニセコ号が、蒸気を高く吹き上げ、甲高い汽笛を鳴らしながら、22日(土)に小樽駅に到着し、出発式が行われる。
◎JR北海道HP