文系と理系が連携!小樽商大と室蘭工業大が協定締結!


kyotei.jpg 文系・理系と専門学科の違う2つの国立大学法人の小樽商科大学と室蘭工業大学が、互いに協力するための包括連携協定を、9月4日(火)に締結した。
 国立大学法人の小樽商科大学(緑3・秋山義昭学長)と理工系大学の室蘭工業大学(松岡健一学長)は、2004(平成16)年から共同で、公開講座やフォーラムなどを開催してきた。室蘭工業大のMOT(技術経営)教育プログラムへ、小樽商大ビジネススクール教員が協力したり、個別の事業を通じて協力関係を築いてきた。
kyotei1.jpg 今回の包括連携協定は、この個別事業の協力関係から、「双方の教育・研究資源を幅広く活用しつつ、教育及び人材育成、研究交流、生涯学習などを行い、教育・研究・産学官連携活動に連携協力し、両大学並びに地域社会の発展に質することを目指す」というもの。
 具体的な連携協力としては、教養教育の共同実施・単位互換制度の推進・MOT教育プログラムの充実、分離融合共同研究の実施、合同での公開講座の実施・産業振興としてフォーラムなどの開催協力を行うことを検討している。
 まずは、2大学主催で、9月8日に「地域再生フォーラムin室蘭」(ホテルサンルート室蘭)、9月20日~27日に「地域再生システム論」(小樽商大)を実施することにしており、「両大が、一層の連携を深めることで、道内産業の振興・活性化に寄与し、地域社会への貢献が可能となる」としている。(写真提供:小樽商科大学)
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