豪腕一本がぶつかり合う力と力の真剣勝負、アームレスの北海道大会が、9月2日(日)、ウィングベイ小樽(築港)1階ネイチャーチャンバーで開かれた。
全道から約80名の選手が集結し、日頃鍛え上げられた豪腕同士の戦いが繰り広げられた。
「第21回北海道アームレスリング選手権大会」は、今年で5年連続、小樽での開催となった。札幌・釧路・旭川など全道各地から強豪選手が勢揃いした
審判員のGOのサインとともに、がっちり組んだ鉄腕がぶつかり合い、選手の掛け声と観衆の歓声が会場に広がり、会場は熱気で包まれた。両者譲らずのデッドヒート、「がんばれ」、「いけ」、「もう一息」、会場に声援がこだました。
地元小樽からは、たった6人の出場だったが、2選手が決勝に残り、優勝と準優勝の好成績を収めた。小樽の小林孝弘選手(27)は、-70kg級で見事V4優勝を果たした。「全道70kg無敗。アイアムフォータイムチャンピオン。昨年は肩を壊し全日本大会に出場出来なかったが、今年は全日本に出てベスト4には入りたい」と意気込んでいた。また,-60kg級で、準優勝に小松健哉選手が入った。
世界一小さなスポーツと知られるアームレスリング大会。大会の熱気と拍手や歓声が会場に広がり、9月最初の日曜日となったウィングベイ小樽は、豪腕の戦いで、賑わいを見せていた。