9月に入り最初の週末となった9月1日(土)10:00~16:00、小樽市内手宮公園内にある手宮緑化植物園(手宮3)で、毎年恒例の秋の緑化祭が行われた。
これは、緑化運動の一環として、市民の緑化意識を高め、花と緑の潤いある環境づくりを進めるため行われており、今年で25回目。
1日(土)の初日は快晴で、同園の緑の相談所前広場に色々な鉢植えの花や盆栽が並んだ。訪れた市民たちは、じっくり品定をめして購入していた。無料のチューリップの球根の配布もあり、次々と球根を受け取っていた。
園芸相談・園芸教室も用意され、購入した花の育て方や気になる植物についてなど、相談所職員のアドバイスに耳を傾ける市民も見られた。小樽山草会による鉢物作品展や写真を展示した二人展も同時に行われていた。
緑の相談所脇のチシマザクラには、今夏の暑さの影響か、白や淡紅色の花を数多く狂い咲いている。訪れた市民は、「14年通っているけれど、この時期に、こんなに咲いたことはなかった」、「世の中狂ってるから桜も狂ってしまった」と、秋に咲く桜を前に写真を撮ったり、ゆっくりと花見を楽しんでいた。
この緑化祭は、2日(日)も行われる。(株)ホリウチ前(錦町17)から会場まで、無料バスが30分ごとに運行されている。13:45からは、チューリップの球根が先着100名(1人2球)に無料で配られる。
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