“開かれた議会”を目指す「小樽市議会活性化検討会議」(佐野治男座長)が、9月7日(金)に設置された。
市議会では、これまで、市議会だよりの発行や議会運営の見直しに努めてきたというが、市民からは、「議会の動きや議員の活動が見えにくい」との声が上がっていた。このため、「さらに開かれた議会」を目指し、市議会内に同検討会議を設置した。
検討会議は、佐野座長と横田久俊(自民)・斉藤陽一良(公明)・北野義紀(共産)・斎藤博行(民主)・大橋一弘(平成)の5議員が構成員となり、議会開会中を除いて月2回程度開催することにしている。おおむね1年間を検討期間とし、実施可能となった検討項目から実施していくことにしている。
7日(金)に13:45から、市役所別館3階第2応接室で行われた第1回の検討会議では、各構成員が集まり、検討項目についての確認が行われた。「開かれた議会」に関するもの(10項目)、「審議の充実」に関するもの(9項目)、その他(2項目)の21項目が上がった。
開かれた議会に関するものの項目には、議会報告会(市政報告会)や懇談会の開催、インターネットなどによる議会中継などがある。同検討会議で、小樽市議会が開かれた議会となるか、その行方に注目が集まることになる。