友好・親善を目的に来港していた米海軍艦船「GARY」(ゲイリー・3,696トン・ジョーカー・L・ジェンキンズ艦長)が、8月20日(月)09:00、アメリカ・サンディエゴに向けて出港した。
ミサイルフリゲート艦・ゲイリーは、長さ138.7m・幅14.4m・喫水8.0m・排水トン数3,696トン・マスト高36.2m・一日最大上陸員数140人。昨年7月に入港した空母キティホーク・随伴艦に続く小樽寄港で、1961(昭和36)年から54隻目を数える。
今回は、一般公開もされず、同艦の隊員たちの休養などがメインに行われた。観光客で賑わう夏の小樽市内の寿司屋通りなどに、外国人隊員の姿があちこちで見られていた。
20日(月)は、領事館などの関係者数人の見送りのみで、静かな出港となった。甲板から青い作業着を着た隊員・船員たちが一列に整列し、手を振っていた。
小樽市港湾部では、「ゲイリーは、キティホークのような空母でもなく、一般公開もなかったので、観客も無かった。警備は従来通り行っていたが、スムーズに行えた」と、小樽港防波堤の赤と白の灯台を抜けて、石狩湾に行き去る艦船の姿を見届けていた。
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