海の犠牲者476人を追悼!物故船員合同慰霊祭


sennin.jpg 海の犠牲者を追悼する「第46回物故船員合同慰霊祭」が、8月20日(月)11:00から、小樽市内手宮公園内に建つ物故船員慰霊碑前で行われた。
 物故船員慰霊碑には、商船や漁船、戦争などで海の犠牲になった船員476人の海の犠牲者が眠る。石狩湾・小樽港を見下ろす、手宮公園内緑化植物園入口前にひっそりと建っている。
sennin1.jpg 亡くなった船員の慰霊祭を毎年行っていた元船員の親睦団体「かたぶり会」が、慰霊祭の10年の節目となる1971(昭和46)年に建てた。
 46回目となった慰霊祭には、遺族や船員OB、機船組合員など約30名が参加した。献花に囲まれた慰霊碑の前で読経が流れ、参加者が焼香した。慰霊祭実行委員会では、「第2次世界大戦中に18才前後の船員だった我々が実行委員会となり、慰霊祭を行っている。遺族の方々など年々参加者が減っているが、50周年までは続けたい」と慰霊碑を見つめていた。