プレジャーボート合同取締り、2日間で20件!


 小樽海上保安部と小樽警察署が、8月11日(土)・12日(日)の2日間、銭函サンセットビーチ付近海域で行った、プレジャーボードなどの合同取締りの結果、20件の違反があったことが分かった。
 
 小樽海上保安部によると、2日間の合同取締りで
 プレジャーボート条例違反(水域利用調整区域内航行)が、6件(罰金20万以下)
 船舶職員及び小型船舶操縦者法違反(無免許運転)が、2件(船舶所有者は、6月以下の懲役または100万以下の罰金。行為者は30万以下の罰金)
 船舶安全法違反(法定備品不備)が、10件(検査証書不備は20万以下の罰金、法定備品は1年以下の懲役または50万以下の罰金)
 その他2件の計20件の条例違反があった。
 水域利用調整区域は、2003(平成15)年に制定されたプレジャーボート条例により、ウィンドサーフィンや海水浴客との衝突等の危険を回避するためにプレジャーボートの航行等を制限する海域として、北海道知事が指定した海域。
 昨年までは、関係機関による水域利用調整区域の周知活動が行われていたが、違反者が後を絶たないことから、今年初めて、小樽海上保安部と小樽警察署が合同で取締りを実施した。
 小樽海上保安部では、条例に違反する船舶は、他の法令にも違反している傾向が強いことから、今後も同様の取締りを実施することにしている。
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