小樽高島漁港の花火大会!故人を偲ぶ10,000発! 

takashimahanabi.jpg 小樽高島漁港の海面と夜空に、故人を偲ぶ追悼の花火が咲き乱れた。



 静かに流れる追悼の言葉とともに、「第20回高島漁港納涼大花火大会」(同実行委主催)が、8月19日(日)20:00から行われ、約10,000発の大輪の花が故人を供養した。
 第20回と節目の年となった高島漁港の花火大会。港町独特の風情を醸し出し、高島町ゆかりの故人を静かに偲ぶ言葉が漁港に流れ、約10,000発の華麗な花火が夜空と海面を照らした。
 漁船から海面に次々と投げ入れられる水中花火は、海面で美しい扇形の光を放ち、水と光の見事な光景を見せた。新作花火2007は、世界初と言われ、約300発の花火が放物線を描きながら咲き乱れ、観客を驚かせた。夜の漁港に鳴り響く爆発音と光の演出で、岸壁をいっぱいにうずめた満員の観客から歓声と拍手が何度も上がっていた。
 恒例の約200mのナイヤガラ「弁天流星大滝物語」は、弁天富士がくっきりと浮かび流れ出る光の大滝に、観客からは、「きれい」、「素敵」の声が響いた。
 高島地区最大の夏のイベントとなった同花火大会が終わると、市内は急速に秋色を増していく。9月1日には、市内最後の花火大会となる「第3回おたる祝津花火大会」が行われ、小樽の花火シーズンも終わりを告げる。