小樽の夏の祭典「おたる潮まつり」(7/27~29)開催まであと一週間となった。市内各地では、各悌団による潮ねりこみの猛特訓が行われ、潮音頭が街中に響き渡っている。潮まつり会場では、中央ステージの設営が進み、提灯やぐらの設置作業も急ピッチに進められ、夏祭りの雰囲気が一気に広がり始めた。
中央ステージの設営作業は、17日(火)からスタートした。ふ頭の上屋倉庫に保管していた鉄骨を運び出し、幅30m・奥行き約16mの骨組みを設置した。鉄筋の骨組みに床板を張り、潮まつりのシンボルマークや照明、スピーカーを設置して、24日(火)までに完成させる予定だ。
会場内・外では、潮まつりの提灯を飾る“提灯やぐら”の設置作業も行われている。8基のやぐらを設置し、合計で512個の提灯を飾り、祭り期間中の会場を煌々と照らす。
JR小樽駅前中央通りと道道臨港線の交差点付近には、8mある青の板に大きな白字で「第41回おたる潮まつり」と描かれた“歓迎やぐら”も既に設置され、街中に潮まつり近しを思わせている。
潮まつり開催までいよいよあと一週間となり、同実行委員会では、「いよいよ潮まつりらしくなってきた」と、揃いの潮まつりのTシャツの袖をまくり上げ、準備作業に走り回っている。