参議院選を目前に控え、自民党小樽支部長の人選が難航し、決められぬまま支部長代行の下で、新役員体制が、9日(月)開催した総務会で承認された。
4月の統一地方選挙での道議選・市長選・市議選での“敗北”を受けて、同党小樽支部は、6月2日の定期総会で、見楚谷登志支部長が責任を取って辞任していた。
この支部長の辞任を受け、新支部長の選定を進めていたが、人選作業が難航し、駒田久人支部長代行のまま、旧役員体制で支部運営を行っていた。参議院選が迫る中、新役員体制確立が急がれたことから、支部長人事を見送り、7月9日(月)に開かれた総務会で、支部長代行の下で新役員を選出した。
新役員体制では、支部長不在のまま、幹事長に横田久俊、総務会長に前田清貴、政調会長に成田晃司の各氏を選んだ。
同党小樽支部では、「今後も広く、小樽市民全般を対象とした支部長選考に取組み、早期に自民党小樽支部としての組織体制を確立して、山積する小樽市の諸課題の解消に努力していく所存」としている。