「カヅァッテ踊ろや イイフリコイテ繰りだそや」(みんな集まって踊ろう、格好つけて繰り出そう)のキャッチフレーズで、第41回おたる潮まつり(7/27~29)を盛り上げるメインイベント「潮ねりこみ」(7/28)。このねりこみに参加する全75悌団が、5日(木)18:00から小樽市消防庁舎6階で開かれた悌団編成会議に参加し、祭りに向けていよいよ本格的な準備をスタートさせた。
「潮ねりこみ」は、各参加悌団が、花園グリーンロードから花園銀座商店街、駅前中央通り、小樽港第3号ふ頭前広場に設置される中央ステージまで踊り歩くイベント。街中に響き渡る「潮音頭」と「踊り唄」の2曲に合わせて踊り、小樽の夏を盛り上げる、潮まつりのハイライトを演出する。
潮まつり実行委員会(山本秀明実行委員長)は、潮ねりこみに参加する悌団が年々減少傾向にあることから、増強委員会を設置し、市内教育施設や企業、町内会などに参加を呼びかけていた。昨年の第40回には、78悌団約6,000人もの参加者があった。第41回の今年は、75悌団約5,500人が参加することになった。
5日(木)の悌団編成会議では、澤田忠宏・ねりこみ委員長が、「増強委員会をつくり、市内各地を回り、悌団の参加者を増やす努力をしてきました。28日(土)のねりこみ当日に向けて、背一杯努力し、盛大に盛り上がる祭りにさせたい」と挨拶。この後、ねりこみのコース説明や潮ねりこみコンテストについての説明が行われた。
昨年第40回の潮ねりこみコンテストでは、小樽美容協会の「CATS IN USHIO」が、3連覇中の北一硝子を抑えて見事優勝を果たした。今年は、「小樽の芸者衆と潮火消し組」と題して参加することにしており、どのようなパフォーマンスが披露されるか期待が集まっている。潮まつりの顔・ミス潮も、3日(火)から踊りの練習を始めている。各参加悌団も踊りの練習をスタートし、市内各地に潮音頭が響き渡ることになる。
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