北海道鉄道発祥の地として知られる手宮にある旧交通記念館をリニューアルし、博物館と青少年科学技術館の機能を加えた、新しい小樽市総合博物館(手宮1)が、7月14日(土)からオープンする。
オープンに先立ち、13日(金)10:00から、関係者約200人を集めて開館式が行われ、小樽市長・市議会議長・北海道教育長後志教育局長・JR北海道小樽駅長・商工会議所会頭らによるテープカットで、総合博物館の全貌が明らかになった。
1階のエントランスホールは、駅の改札口と待合室をイメージした作りになっている。しづかホールには、準鉄道記念物第1号に指定されている「しづか号」と一等客車「い1号」が置かれている。新たに設けられたドームシアターは、季節の星座の紹介や惑星旅行が体験出来るデジタルプラネタリウムとなっている。
2階の科学展示室では、「みて・さわって・体を動かして」科学の不思議を体験出来る。企画展示室では、10万点を超える貴重なコレクションの紹介や歴史・自然・科学などのテーマに基づいた展示が行われる。
集まった関係者らは、駅の改札口と待合室をイメージした1階エントランスホールやレファレンスルーム、2階の科学展示室や企画展示室、実験室を見て回った。市内石山町の女性は、科学展示室に新たに設置されたマシーンを体験したり、子供の頃に遊んだ記憶を手繰りながら楽しんでいた。
小樽市総合博物館のグランドオープンは、14日(土)9:30から。博物館開館50周年記念「博物館の名品展」やドームシアター特別上映「銀河鉄道の夜」などの企画が用意されている。
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◎小樽市総合博物館HP