小樽都通り「あやかり武揚」大賞!“車椅子が欲しい”に決定!


 小樽都通り商店街恒例「あなたの夢のお手伝い!あやかり武揚」の大賞が、ボランティア団体「旅とぴあ小樽」の“車椅子が欲しい!”に決まった。
yume1.jpg これは、同商店街のシンボル榎本武揚にちなんだ「あやかり武揚さん像」に願掛けをして、10万円分の夢をゲットする企画。今回は、同商店街名物「みやこ市」(6/20~24)に合わせ、6月1日から28日まで約4週間、10万円分の「夢」の応募を受付けた。
 この結果、60件の応募があり、「旅とぴあ小樽」の“車椅子が欲しい!”が見事選ばれた。30日(土)13:00から、授賞式がふれあいプラザ前で行われた。村田達哉理事長から目録を受け取った「旅とぴあ小樽」の宮腰典明代表は、「夢のようです。有難い」と感謝していた。
 同団体は、今年3月に発足した、高齢者・体の不自由な人たちの外出や旅行などを手助けするボランティアグループ。「夢が叶えられたら、彼等を乗せて都通り商店街でショッピングや食事をさせたい。商店街の活性化にも微力ながら寄与できる」という夢を応募していた。
yume.jpg さらに今回初めてメールで「あなたの夢」の応募を受け付け、稲穂の坂口榮一さんがメールで応募した「AEDの購入資金約40万円の一部に」の夢が特別賞として叶った。これは、同商店街が、AED(自動対外式除細動器)の設置を検討していたことから、「地域貢献として、世の中のためになるものも良いのでは」(同商店街)と、都通り商店街にAEDの設置を決めた。
 坂口さんは、「市民や観光客が安心して楽しく買い物が出来るように設置してほしかった。夢が叶って嬉しい。来年は、自分の夢を応募したい」と話していた。
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